戦国時代の坂城町

五百年前、日本では応仁の乱が起こり、中央政権が崩れました。これを好機と全国の大名が
立ち、自分の領地を増やすため近くの領土に攻め入ったりしました。
この時代では下のものが力さえあれば上のものを倒し自分が大名になる下克上の時代でし
た。
信濃の国も戦国時代に突入していきます。応仁の乱から数十年後、北信濃を統一した武将が
います。彼の名は村上義清です。清和源氏の流れを汲む村上家も戦国時代の波に巻き込ま
れながらも北信濃を統一しました。
郷土の英雄村上義清はどのような人物で、どのようにして歴史の表舞台にあがったのでしょう
か。そして隣国の越後の上杉謙信、甲斐の武田信玄とは一体どのような関係にあったのでしょ
うか。ここでは戦国時代、名を馳せた郷土の英雄村上義清を紹介したいと思います。